しかしながら、昭和 30年に鹿屋市と合併して以降、当時人口が約 5,400 人でありましたが
昭和 38 年から始まった高隈ダム建設等で 204 世帯 922 人の移転等や、時代の変化による
人口減少が進展した結果、少子高齢化が進み、現在の人口は約 1,700 人、高齢化率は約 43
%となっています。
このような現状の中で、一人世帯及び高齢者夫婦世帯が増加し、日常の買い物や病院等への
交通手段の不安をはじめ、農業の後継者不足による耕作放棄地の増加、空き家対策、地域活
動の現状維持等に課題を抱えています。
これらに対応すべく平成 19年 4月に大黒小学区 4 町内会を合併し、大黒町内会とし、平成
24年 4月には高隈小校区 7 町内会が合併し、高隈町内会とし、地域基盤の強化を進めてきま
した。
さらに、これからの高隈の将来のまちづくりを高隈地区全体で協議しようと平成 25年 4月、
地元団体の代表 52 名で高隈地区コミュニティ協議会設立準備委員会を立ち上げ、「高隈の恵
みを活かし、人々が集う郷づくり」を目指す将来像に掲げ、地域が抱えている課題の解決や
地域活性化に取り組んでいます。