8月16日(木)、第2回目の「子ども陶芸教室」を開催しました。
7月24日に開催した第1回目は、成形(粘土を使って作品を作る)を板づ
くりでカップと皿を作りました。
今回は、素焼きをした作品に釉薬をかける工程を体験しました。
釉薬とは、石などを砕いて粉状にしたものを水に溶いて薄めたものです。
出来上がった時にガラス状の膜がかかり、水漏れしない作品が出来上がりま
す。
今回使用した釉薬は、「湯滴天目」「白萩」「乳白」という3種類。
それぞれ釉薬をかける時間が異なっていましたが、講師の先生の「慌てなく
ていいからねぇ」という優しいアドバイスをいただき、子ども達は、好みの
色を選んで、真剣に楽しそうに作業していました。
釉薬をかけた作品を焼き上げる工程を「本焼き」といいます。
本焼きは、約1250℃まで、ゆっくり温度を調整しながら、約10~12
時間程度焼きます。
本焼き後数日おいて、窯開きを行い、完成です。
作品の引き渡しが、8月23日(木)なので、子ども達の世界に一つしかな
いカップと皿。
出来上がりが、とても楽しみです。