11月1日に行なわれた、高隈寺子屋と盆釜体験についての話です。
コミュニティ協議会まちづくり部会と三校合同によるイベントとして、グリーンカントリー高隈で小中学生30人やその保護者やコミュニティ協議会員が参加して開催しました。
まず歴史に詳しい黒木次男さんから「盆釜」の由来の説明をうけました。
それによると「子どもたちがが、米やお金を貰い集めて、戸外で炊いて食べながら、弱いものを助け、自分の欲捨てる心を育てる、人間創造の修行として昔から行われていたものだそうです。
説明を受けた後、子どもたちが川から石を運びカマドを作り、別な組は焚き木を拾い集めて、いよいよグループ毎にカマドに火を起こす事になりましたが、なかなかマッチで小枝にに火を点けられません、日ごろマッチを目にすることも無くなって使い方のわからない子どもたちがほとんどでした。
大人と一緒にご飯を焚き、できるまでの間、ALTのダニエルさんの英会話教室や5分で覚える漢字教室など高隈寺子屋の体験をおこいました。
子どもたちは、初めての体験でおもしろく、貴重な経験になりました。
このような古くからあり今は見受けられなくなった行事をもう一度掘り起こし、子どもたちや保護者の方が、地域を再発見してくれる事がとても大事だということを感じさせる行事でした。