スポーツ部会よりお知らせいたします。
3月7日(日)に予定していました「第14回高隈いきいき歩こう会」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のた
め中止することになりました。
楽しみにしていた方々には、大変申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
イベントは中止となりましたが、高隈地区には素敵な景色や名所がいろいろあります。
今回は、歩こう会ルートの中から高隈の名所を写真で紹介いたします。
「観音淵洞窟と中世古石塔群」~(一部「高隈を語る」より)
場所は、下高隈町の仮屋地区にあり、高さ約8m、幅16m、奥行き30mの洞窟。
昭和27年福岡県の説教所の住職が訪れ、ここに古石群佛観音様が埋まっているお告げがあり、洞窟の周辺を掘り
起こし、洞窟に組み立てた。
まだ、不十分であるため昭和55年に、大姶良出身の園田先生の指導により、高隈高校の生徒たちの協力で現在に
至っている。
向かって右側に並ぶのが、鎌倉時代初期(1192年)に地方の開田作業を進めた長谷三郎太夫義遠の一族と家臣
の供養塔。左側は、肝付氏のもので、開田を進めた供養塔山間の地を切り開いた先駆者たちの記念碑である。
洞穴の突き当りから、冷たい綺麗な水が湧き出ている。
湧き出る水は超軟水で、カルシウム・マグネシウム比が美味しい水である。
各地から水を汲みに来られる方も多い。
「すずんまつの六地蔵」
上別府自治会にある六地蔵で、江戸時代延宝2年(1674年)に建立。鹿屋市有形民俗文化財に指定。
谷田、柚木原を経て、高隈に至る街道中にあり、当地の休息地であったようで、この地名が残ったとのこと。
六地蔵とは、六道において苦しみを救う地蔵が6体並んでいる。
「谷田の滝」
下高隈町の谷田にある滝。谷田橋から下流へ約800m行った場所。岩肌は、甌穴(おうけつ)といわれる岩が無
数にある。
江戸時代末期の薩摩藩の三国名勝図にも掲載。
近年は、有名なパワースポットの場所として、旅行会社のツアーもある。
※甌穴とは、急流の川床の岩石面に生じた鍋状の穴で、くぼみに入った石が過流で回転して、岩を何万年以上かけ
て削った穴。