毎年2月の第3日曜日に中津神社で開催されている「鉤引き祭り」ですが、今年は、2月16日(日)に開催
されました。
鉤引き祭りは、元禄元年(1688年)、今から約300年以上前から始まったと伝えられ、五穀豊穣、林業
発展、子孫繁栄を祈願、雄鉤と雌鉤を絡ませて引き合い、鉤引きに勝った方は豊作になると言われています。
また、鹿屋市無形民俗文化財にも指定されています。
今年の鉤引き祭りは、天候が心配されましたが、事故・ケガ等もなく無事に終了しました。
鉤引き祭りが終わると、高隈に春が訪れるとも言われていますが、気になる結果の方は、昨年から高隈町内会、
大黒町内会対抗で開催するようになり、今年は、大黒町内会が勝ちました。
また、コミュニティ協議会事業部会では、高隈小学校前のたかくま石蔵館に於いて「鉤引き産業市」を開催し
ました。
今年は、6店舗の出店があり、天候が悪い中での産業市でしたが、ご協力ありがとうございました。
また、鹿児島市の南国交通トラベルサービス様のツアーで19名の方々が「鉤引き祭り」を見学するため高隈
地区を訪れて下さいました。
こちらも事業部会で対応し、鉤引き祭りの説明や神社までの誘導などを行いました。
鉤引き祭り終了後は、紅白餅まきや神木の枝を持ち帰ってもらい、最後まで「鉤引き祭り」をご体感いただき、
楽しんでもらいました。
また、コミュニティ協議会より「竹コップ」をプレゼントし、大変喜んで帰られました。
今年引き合った神木は、たかくま旬菜館駐車場に1年間展示してありますので、ぜひ見に行かれてみてはいかが
でしょうか。