2月17日(日)は、中津神社で「日本一の鉤引き祭り」が開催されました。
地域の皆さんは、早朝から上高隈、下高隈それぞれ鉤引き一色で気合が入っ
ていました。
今年は、上高隈から中央自治会、下高隈から仮屋自治会の神木が出され、神
木指揮者の大将も中央自治会、仮屋自治会から出ました。
当日は、神木の切り出しから始まり、ほら貝を鳴らしながら神木を鳥居下ま
で運び、正午には鳥居を潜り、一休みすることなく一気に境内に駆け上がり
ます。その時の、参加者達の勇ましい表情は、とてもカッコいいですよ。
その後、奉納芸能や田打、田起、種子撒きなどの奉納があり、鉤引き本番と
なります。鉤引きでは、雄木と雌木を引き合いますが、上高隈が雌木、下高
隈が雄木の神木を引き合い、3本勝負で2勝した地区が豊作となると言われ
ています。
今年は、鉤がかかるまでに時間がかかりましたが、それだけ白熱した「鉤引
き祭り」になりました。
どちらも素晴らしい引き合いでしたが、2勝したのは、上高隈でした。
鉤引き終了後には、代掻き、餅まきが行われ、平成最後の締めくくりとして、
ふさわしい「日本一の鉤引き祭り」となりました。