8月18日(日)、まちづくり部会では、たかくま石蔵館広場に於いて、生
き生き大学生(地域の高齢者)、小中学生、保護者、コミュニティ協議会等、
計122名の参加で、「そうめん流しと盆釜(ぼんがま)体験」を開催し、
交流を深めました。
盆釜(ぼんがま)とは、昔の行事で、お盆に川原・道端・寺の前など野外に
竈(かまど)を築いて煮炊きし、共同で食事をする行事で、高隈では、子ど
も達が米、銭を貰い集めて、焚物を集め、竈(かまど)をつくり、食事の準
備をして柿の葉の茶碗で食べていたそうです。
当日は、盆釜に詳しい地域の方に説明を聞き、盆釜について学びました。
子ども達は、昔ながらの羽釜でご飯を炊くために升で米を計り、米を洗い、
火のおこし方や炊き方など初めての体験でしたが、高齢者の方から教えてい
ただき、真剣な表情で聞いていました。
また、小刀の使い方も教わり、竹で器や箸を作りました。
そうめん流しでは、約16メートルの流し台を2本設置し、みんなで並んで
いただきました。
子供たちは、自分で作った器や箸でとても美味しそうに食べていました。
みんなで共同作業した盆釜体験、どなたも楽しそうで、昔の行事の伝承がで
きてよかったです。
まちづくり部会、生き生き大学の皆さん、前日の準備や手作りの立派なそう
めん流し台をありがとうございました。